2023年9月、初めての電子書籍「HSPママの疲れない子育て」を出版し、１か月が経ちました。
HSP仲間を中心にたくさんの人が読んで、感想をくれて、さらにはご紹介してくださったりしました。
Kindle本 2位（1位は人気のありそうなラノベ）
5部門で1位 （家庭の医学・健康部門などで！）
という素晴らしい結果になりました。
その後もAmazonの☆評価やレビューも思った以上に頂きまして、キャンペーン期間を過ぎても毎日少しずつ読まれていることを実感しています。
電子書籍の出版にチャレンジしてみてよかったところや今後に行くこと。いろいろ忘れないように書き留めています。次にチャレンジするどなたかの参考になれば！
伝えたいことが整理され、自信がついた
まず第一に、本づくりを通して伝えたいメッセージが自分の中で整理され、それを言葉として打ち出していく自信がついたこと。これはかなり大きな変化になりました。
「HSPと子育ての本を書いてみたら」とお誘いをもらった時はまだ、【子育て】という切り口は頭の中でぼんやりとしていました。
HSPセルフケア講座、チャクラを育てる講座、そしてセラピーセッションでの親子サポートなど、積み重ねてきた活動がある。そして自分もHSP。繊細性の高い子どもたちも育てていて、そこから学んだこと伝えたいことはある。
伝えたいことがあるが……、一冊の本にまとめるには、まだあいまい……
という感じで書籍の企画が始まった4月。
少し書いたものを見てもらったり、指摘を受けて直したりしているうちに、私の頭の中に散らばった知識と思いが一つの方向性に収束していきました。
- 私たち母は子どもが心配になるけど、母親自身の疲れをケアすることがまずは大事。
（母の安心は伝わるし、実感したことは子どもに教えられる） - HSP母は子育てで自律神経が不安定になりやすく、危険を感じて疲れてしまう悪循環がある
- 安心安全が回復すれば、軽やかな自信が戻ってくる。繊細さを活かした子育てができる。焦らないで大丈夫！
メッセージが固まるとともに、本が形になっていきました。
構成は【知る】【癒す】【育む】にしよう。
忙しいママでも1分からできるワークを入れよう。
表紙は娘に絵を描いてもらおう。
そして
「お母さんの笑顔が大事」という言葉に落ち込んでいた【昔の私】へのメッセージを入れよう。
そして出来上がったのがこの本。「HSPママの疲れない子育て」です。
お母さんは安心してね、自分も楽しんで、というあいまいなメッセージで終わらずに、今すぐできることを盛り込みました。
自分のことを言われている感じがした
ワークをやってみたら心地よかった！
というご感想をたくさん頂いて、ホッとしています。
人との繋がりが深まった。応援されることへの感謝。
2つ目の良かったことは、思った以上に人とのつながりが深まり、応援される喜びを知ったことです。
電子書籍って、正直に言えば、現代ならひとりでも作ることができるものかもしれません。
でも今回はあえて、企画や内容・デザイン・告知まで含めて出版サポートを頂いて相談しながらやりました。
これがとても楽しかった！！
セラピストの活動って、ふだんはひとり。
ひとりで発信して、ひとりでお客様対応して、ひとりで講座の企画運営をする。
セラピスト仲間もHSP仲間もたくさんいますけれども、一緒に一つのものを作る、しかも私が主導していくという経験は久しぶりでした。
未完成なものを見てもらう恥ずかしさを越えると良いアドバイスをもらえたし、時には提案を受けつつも自分の思いを優先する意志力を発揮したり、とても良いやり取りが生まれました。
数か月間、一緒に歩いてもらったことの喜びは大きかったです。
お忙しい中大丈夫かなと思いつつ、HSP未来ラボで大変にお世話になった皆川公美子さんに推薦文をお願いして快諾していただいたのもとても嬉しい出来事でした。
出版に直接関わっていない HSPコミュニティの仲間たちもとても応援してくれたし、発売後すぐに読んで感想をくれたり。本当に暖かい人たちだなと再確認。
家族にも企画を話したり表紙を手伝ってもらったり。ダウンロードもして読んでくれました。活動の話ってあまり家ではしないので「いろいろ頑張っているんだね」と認識してもらえた喜びも。
人に頼らずだいたいのことは自分でやってしまう、というのが私の性質。
（数秘術では「９」生まれの人がこうなりがちだそうで。ああ、わかる、と深くうなずきました。）
ひとりで動けるのはいいのですが、やっぱり少し孤独を感じるのですよね。だから人との繋がりを感じるお仕事、とても良い経験となり今後の糧となりました。
この喜びを感じたことで変化があったのか、ここ1か月で「一緒にやろう」というお誘いも増えてきました！
HSPママさんからの相談が増えた
そして一番うれしいのは、HSPママさんからのご相談が増えたこと。
はじめましての方はもちろん、フラワーエッセンスをやっているのは知っていたが、子育て相談もしてみたいと思って、と声がかかることも。
自分がやっていること、伝えたいことを明確にしていくのはとても大事、と改めて感じています。
子どものために最善のことが出来ているかと悩んでいる母たちに、安心のサポートをしていきたい。
そしてHSP母たちが自分のために動いていくときにも伴走できる、長続きする関係性を作りたい。
そのために発信したり、サポートしたりを続けていきたいと思っています。
セラピーよりも先に「一度相談したい」というご要望もあったので、HSP・HSCお悩み相談のセッションも始めました。
まだまだ書いていきたい
そして、書いて伝えることのパワーを感じたこの経験。
次作も企画しています。各種セラピーのこと、HSPに大切な境界線のことなど、HSPのひとりとしてHSP仲間に伝えたいことがまだまだたくさんあります。
今はまだあいまいなものを、形にしてお届けしていきたいと思います。これからもよろしくお付き合いください！
