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自分で考えられる人ほど、対話が力になる

ここまでの記事で、40代以降の女性の本音と願いについてお話ししてみました。

「考え方はわかった気がする」
そう感じてもらえていたら嬉しいです。
 
「でも、これを一人でできるかな?」
という感覚が残っている人もいると思います。
 

できる、慣れればできると思います。
私は結構ひとりでやれます。

が、対話を通していく方が早く深いことが多い。
自分一人での行き詰まりを超えられます。

今回はそんな「私たちには安全に対話する場が必要だ」という話を。

内省が得意な人ほど、行き詰まりやすい理由

本音や願いと向き合うのが難しいのは、考える力が足りないからではありません。
 

むしろ、

  • 自分をよく振り返ることができる
  • 人の気持ちを感じ取れる
  • いろいろな立場を想像できる

そんな人ほど、頭の中で考え続けてしまい、疲れてしまうことがあります。

 

「ちゃんと考えれば、わかるはず」

そう思うからこそ、同じところを何度も行き来してしまうのです。

私のセッションのお客様方など、本当に内省上手さんが多いんです。
それでも、内側でグルグルしていたところがスッとクリアになったと言ってもらうこと多々。
これはもう、対話の力なのです。

一人で向き合うと起きやすいこと

本音や願いを一人で整理しようとすると、こんな状態になりやすいです。

  • 不安の声が強くなる
  • どの感覚が本音かわからなくなる
  • 「これで合っている?」が消えない
  • 納得したつもりでも、しばらくすると揺らぐ

これは、能力や意志の問題ではありませんね。

本音や願いは、自分の内側にあるからこそ、距離を取りにくい、俯瞰しにくい

内側に静かに潜っていく自分に集中しながら、俯瞰的に自分がやっていることを確認している自分。
これ同時にやってくのは違和感あって当然。

自分を一番知っているのは自分のようで、当たり前すぎて見えないこととか、見たくなくて目をそらすこととか、いろいろあるのです。そこらへんが不安になったり、本音が不明になってしまう原因です。

対話が入ると、何が変わるのか

ここで出てくるのが、「対話」という関わり方です。


対話があると、

  • 言葉にすることでだんだん明確になっていく
  • 「それだ」とか「違う」とか感覚的に判断できる
  • 聴き手に委ねられる安心感で深くいける

大事なのは、

アドバイスをもらうことでも、正解を教えてもらうことでもありません。

自分の本音や願いが、外の世界に一度置かれることで、初めて見えるものがあります。

私は最近、セッション後に「こんな話出ましたね」とフィードバックをお送りしています。
対話の時にメモを取らなくても後から自分の内側に落とせるという利点も大きい様子。
思考や分析を少し手放して、対話に委ねていく良さ、大きいです。

人に頼ることへの不安

「人に頼ると、依存してしまうのでは」そう感じる方もいるかもしれません。

「アドバイスをもらっても実行できなそう」とか
「相手が期待する答え、正解をつい探してしまう」とか
そういう理由でためらう方もいます。

でも、ここで言う対話は、

  • 決めてもらう場ではない
  • 答えをもらう場でもない
  • 導いてもらう場でもない
     

あくまで、自分の本音や願いを、自分で確かめていくための時間です。

対話を重ねることで、むしろ一人で考えすぎずに済むようになり、自分の軸に戻りやすくなる人も多いです。

願いを「人生で使える軸」にするために

願いは、見つけた瞬間に完成するものではありません。

  • 日常の選択に使ってみる
  • 迷ったときに立ち返ってみる
  • 行動に落とし込んでみる

そうしたプロセスを通して、少しずつ「人生で使える軸」になっていきます。

対話は、そのための安全な練習の場とも言えるかもしれません。

継続セッションで関わっている方々には「次回までにコレ練習していきましょうか」という課題を一緒に作ったりしています。簡単なこと・できそうなことにすることで、無理なく願いを自分軸にできていく流れになりますね。

ここまで、

本音とそのひも解き方、願いを軸にすること、そして対話の価値についてお話ししてみました。

もし今、

  • 自分の願いを、もう少しはっきりさせたい
  • 人生の中で使える自分軸を見つけ直したい
  • 一人で抱え込まずに整理する時間を持ちたい

そう感じているなら、

対話を通して本音と願いをひも解いていく
「願いデザイン」体験セッションという形があります。

今のところ、毎月数名の方にお得に体験して頂いています。
(面白かったら継続コースもどうぞというスタイルです)

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