「トランジション 人生の転機を活かすために」の読書感想

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トランジション
ーー人生の転機を活かすために

タイトルにひかれて、図書館で借りて読んでいる本を紹介します。

ものすごく興味深いけれどちょっと読みにくく、
メモしたり線引いたりしたいタイプの本なので購入しようかなとも検討中。

少し引用してみると

「変化」とは状況が変わることであり、
一方、
「トランジション」とは心理的に変わることである。

トランジションとはそうした外的な出来事ではなく、
人生のそうした変化に対処するために必要な、
内的な再方向付けや自分自身の再定義をすることである。

キャリアの話が焦点ではありつつも、
それにとどまらず人生全般における変化を扱っている本でした。

外的な変化と内的なトランジションのプロセス

人生に外的な変化が起こることっていろいろありますね。

例えば、
就職、結婚、出産、転職などの意図的な転機。
もしくは、
退職、離婚、流産、病気など不意に起きる転機。

20代の就職ぐらいまでは、割と同学年で一斉に変化を越えていきますが、
それ以降はひとりひとり、違うタイミングで転機が起こります。

そんな時に起こる心理的なトランジションのプロセスは3段階と
この本の著者は定義づけています。

  1. 終わり)過去と向き合い、手放しをするべき
  2. ニュートラルゾーン)内面で変容が進行するのを待つ
  3. 始まり)本当の願望に基づいて行動を始める

トランジションは常に、「終わり」からスタートするというのです。

例えば、就職は新しい始まりではあるけれど、学生という自分の終わり。
結婚は独身生活の終わりで、転職も以前の会社生活の終わり。

若い頃は、終わりとしっかり向き合わなくても次々と新しい始まりに適応していくことがほとんどでした。

この本では、
そういった姿勢が変わっていく30歳や40歳頃の転機に焦点が当てられています。

この時期(以降)の転機は、性急に始まりに焦点を当てるのではなくて
ニュートラルゾーンでの変容をしっかり待ち、
人間としての自然な発達と自己再生のプロセスであることを理解しようというのです。

例えば、今の仕事にやる気を失った時に、
すぐに次の仕事を探して飛びついて
違う場所でまた同じパターンを繰り返してしまうようなときには

一度立ち止まって、今までの職業生活の終わりと向き合ってみる。

トランジションは困難なプロセスではあっても、
満足度の高い人生を送るために必要で有効な時期になるはずです。

占星術とトランジション

これ、
占星術でも起こる転機とリンクしていると思いました。
30歳頃や40代で起こる占星術上の転機と言えば、
サターンリターン・土星回帰(29才)
ミドルエイジクライシス・中年の危機(40歳前後数年)。

占星術的に考えれば、
このときに外的・内面的変化が起こるのは

自分のそれまでの生き方を見直し、修正するため

どう修正するのかと言えば

生まれるときに決めてきた設計図をしっかり生きるように
そして
人生の終着点になる土星などの方向性を思い出すように

方向性的にも、この本で書かれている
「能力の発揮から意味の探求へ」と変わる生き方に近い感じがします。

また、この本でのトランジションのとらえ方がとてもいいなと思ったのは、

[box05 title=”トランジションとは”]

  • 生きる方向を見失ってからそれを再発見するまでの自然なプロセス
  • 成長過程の中でのターニングポイントでもある

[/box05]

と定義されていること。

自然なプロセスなので、あまりハウツーに頼って乗り越えようとすべきではないというのです。

  • 誰かに話すこと
  • 時間を取ってひとりになること

等は進められていますが、簡単な解決方法はないとのこと。

うんうん、なるほど、深い。と思います。

本にはもちろん触れられていませんが、こういう時、ハウツーではなくて個別に自分はどんな人間でどこに向かっているのかというアイデアをくれるのが占星術だなぁと感じています。

そしてもちろん、その個別に変化のプロセスをサポートできるのがフラワーエッセンス。

占星術で自分を見つめ、
フラワーエッセンスでトランジションプロセスを後押しする。

フラワーエッセンスのカウンセリングセッションで目指していることを、うまく言語化してくれる良書でした。もうちょっと読み込んでいこうと思います。

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