水星星座でわかる知的才能のありか

水星星座 自分らしさの占星術
水星星座

私たちの内なる星でわかる5つの資質のうち、今回は2つ目の水星のお話です。

0-7歳の幼児期に月意識である『感情』をしっかり育てた後、水星が主役になる時期がやってきます。

内なる水星の性質

水星がつかさどるのは、知的才能
7-15歳、ちょうど義務教育期間中がこの才能育成期間になります。

「ん?7歳は月と水星どっちなの?」って思いますよね。
この頃は移行期間。

徐々に影響力が入れ替わる頃だろうと思ってください。

それぞれの内なる星の影響は基本的には生涯続いているもので、主役が交代していくだけ。そしてはっきりと7歳のこの日から水星が主役!、と決まるわけでもないのです。

水星が中心になる時期

感情中心で生きていた子供たちが、緩やかに知性を目覚めさせて中心意識が変わっていく時期。

子どもの頃の経験で「高学年になってから急にリーダー格になった子がいたなぁ」など、変化の大きかった友達はいませんでしたか?

子どもを育てていると「小さい頃とちょっと性格が変わってきたな」とか「学校では意外としっかりしてるみたい」とか、意外な姿に驚くこともあるかもしれません。

そういう子たちは、
7-15歳に発達する水星が
0-7歳に発達した月とは全く違う星座にあります。

水星は常に太陽の周りを動いている(地球からはそう見える)内惑星です。
だいたい1年で天を一周する太陽にくっついて周ります。

一方で、月は1カ月で天を一周していますね。

だから、月と水星の星座は大きく変わってしまうことが多いのです。

そして、水星は太陽の近くにいますから、
今後もどちらかと言えば外に出てくる性質は太陽・水星チームのほう。

だから、「小さい頃とは性格が変わった。でも家では相変わらず…」
ということが起きるのですね。

水星は太陽のサポート役

さて、水星はそんな風に太陽の近くにいてそのサポート役として活躍します。

太陽は目的意識ですから、人生の目的をサポートする知性や才能になるのです。
頼もしいですね。

だがしかし!

人生の目的がはっきりするのはまだまだ先(25-35歳)。
義務教育期には「この目的のために知性を伸ばす!」なんて子供たちは考えてはいません。

ただ、あの子は勉強が得意、クラスの人気者、大人しいけど物知り、みんなが忘れた些細なことも全部覚えてる、など個性や役割をラベリングしたりされたり。

内に秘めた目標よりも
得意なことを中心に少しずつ『自分ってこんなタイプ』と認識する/される
のが小中学校時代の特徴です。

学校での勉強や友人との関わりを積み重ねながら、生まれ持った才能は自然と伸びていきます。そしてその後の人生を通じて、自分をサポートしてくれるのです。

水星と12星座

水星意識の在り方は、生まれた時に12星座のどこに水星が位置していたかで決まってきます。

12星座の子どもたちの才能をざっくりと見ていきましょう。

月星座と同じく「この星座はこういう性質」とびしっと決めつけられるものでもないので、実際の自分の能力や子供の頃の思い出と比べながら、参考する目安だと考えてくださいね。

  1. 水星星座が牡羊座
    豊かな発想力と行動力のあるチャレンジ精神が持ち味。じっくり努力し続けることは苦手です。
  2. 水星星座が牡牛座
    独特な五感のセンスを持ち、何度も繰り返して身につける活動が得意です。こだわりが強いです。
  3. 水星星座が双子座
    幅広い情報収集力と楽しい話術で世渡り上手です。頭の回転が早いけれど飽きっぽいのがたまにきずです。
  4. 水星星座が蟹座
    人の真似をして能力を伸ばすことができ、記憶力も高いです。よい環境にいることで才能が伸びます。
  5. 水星星座が獅子座
    自分を表現することが得意で物事を演出する力もあります。ただし空気を読むのは苦手です。
  6. 水星星座が乙女座
    緻密な活動や観察・分析などが得意です。細部へのこだわりがあり大きな視点を持つのは苦手です。
  7. 水星星座が天秤座
    周囲の状況把握が得意で、人間関係のバランスを取るのも上手です。人の意見に流されやすい面があります。
  8. 水星星座が蠍座
    粘り強さがあり、一つのことに深く関わり続ける才能があります。直感的な言語力もあります。広く浅いコミュニケーションは苦手です。
  9. 水星星座が射手座
    物事の核心をつかみ応用していくのが得意です。日常のこまごました作業には興味が向きません。
  10. 水星星座が山羊座
    ゴールをはっきりさせ集団として達成していく統率力があります。内側にストレスを溜めがちなことに注意。
  11. 水星星座が水瓶座
    独創的な発想、独特の表現力があります。しかし人にわかってもらう表現が難しいことがあります。
  12. 水星星座が魚座
    目立たない人やモノにも目を留める感受性があります。要領の良さはなく、あいまいで混乱しがちです。

 

月から水星へと
子供時代に段階を踏んで自分に備わった資質を伸ばしていければ最高です。

が、時にはうまく行かないこともあります。

星の配置が弱かったり緊張関係があったりということもありますし、そういうことはわからなくても「あの頃もっと勉強しておけばよかったな」って思う大人はたくさんいますね。

でも、占星術的に人生を見ていくと

「私たちの人生ってむしろ後半戦からじゃないの?」

と思えたりもするのです。

自分の5つの資質を統合して活かすのはなかなか難しいですが、人生経験を積んだ40代以降の大人こそ、そこに取り組めるのです。

自分の水星を知り、伸ばす

なので「もっと勉強しておけば」と気づいたその時から、
自分の才能・知性である水星の性質を活かしていこうと考えていきましょう!

勉強しよう・才能を伸ばそうと思うけれど、ちょっと何したらいいかわからない。あるいは資格を取ってみたけどうまく行かせない。

もしそう感じるとしたら、もしかしたらまだ月が満たされてないのかもしれません。

月星座のほうを振り返って、自分の内なる月・内なる子ども意識が「~~したい!」って何を求めているか見てみてください。

その欲求を満たしてあげること、安心させてあげること。心理系のブログでよく言われる「好きなことをやろう」「好きなことを選ぼう」の第一歩はそこだと思います。

月が満たされると、自分の好き嫌いがよくわかってきます。

そして自然にむくむくと学びたい気持ち人と関わりたい気持ちが湧き上がってくると思います。

そんな時に、水星意識。

どういう風に学んだら自分が伸びるかな、周りとどう関わっていくとうまくいくかな、と考える時の参考にしてみてくださいね。

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