自分らしさの占星術

30歳目前。自分を目覚めさせるサターンリターン

サターンリターン

自分の中の内なる星5つの性質を紹介してきました。
月・水星・金星・太陽・火星。

占星術で扱う10の星の中でも、個人天体と呼ばれる「自分の性質」を表す星々です。
だいたい10年単位で中心意識が変わり、

まず月の意識(感情)を育てていって(幼少期)、
それから水星意識(知性)を学童期に、
金星意識(価値観・美意識)は10代後半から20代前半に。

人生の中心である太陽意識(目的意識)は25-35頃はっきりと伸びていきます。
30代後半は火星が中心。太陽意識に基づいて行動力を発揮していきます。

という風に、それぞれの時期を経験しながら、40歳頃にはスムーズに5つの資質を使いこなせていたら最高ですよね。

だがしかし、そんなに簡単にはいかないのも人生。

人生で受ける影響は、星の設定だけではありません。親・兄弟・友人・教師・知人・上司など、ひいてはこの社会の常識や価値観を受け止めながら育ち、私たちはその中で生きています。

子どもの頃から社会や家庭環境の影響から仕事観・結婚観を持って育つので「自分らしさ」は後回しにされてしまうことが多い現代社会。

そんな難しい現代社会を生きている私たちのために、ご親切にも30歳直前に1度星が方向性チェックを手伝ってくれる時があるのです!

それは占星術の厄年の一つと言われる、サターンリターン(土星回帰)の時期です。

サターンリターンとは

サターンリターンとは、文字通り「土星が戻ってくる」という意味。公転周期が約29年の土星が、天空を一周して自分の生まれた時の星座に還ってくる時期を指します。

正確なサターンリターン(完璧に同じ位置に戻る年月日)は占星術ソフトでわかりますが、だいたい29才前後は誰でも等しく土星の影響を受けていると考えてください。

さて、土星の話は今までしてませんが、いったい何をチェックしに来るのでしょうか。
個人の内なる星々を使いこなすことと、どんな関係があるのでしょうか。

土星がどんな星なのかを見ていきましょう。

土星意識の年齢とは

土星という星が中心意識になる年齢も実はあります。

土星の年齢域は56-70歳。
会社勤めの定年も越える頃ですから社会的目標を超える方向性を意識する時期。
個人の人生の最終目標、終着地点と言われています。

最終目標ですから、簡単にたどり着くことはできません。
土星星座の性質は、若い頃には「苦手意識」として現れてきます。

例えば、土星星座が牡羊座だったら、牡羊座的にイニシアティブをとることや競争的な環境に身を置くことが苦手です。

苦手ですから、若い頃はたいてい無意識に土星星座的な状況から逃げています。

そして、太陽の意識が育つ25-35歳が始まってしばらくした29才頃、

「今持っている目的意識って、本当に自分のもの?
苦手から逃げたりしてない?」

と最初の位置に戻ってきた土星が語り掛けてくるのです。

具体的には、苦手なものに対峙させられたり、いろいろな転換期を迎える人が多いです。
現代社会の活動的にも、30歳を間近に控えて転職・独立・恋愛/結婚/破局・転居・出産など様々なイベントが起こりがちな時期でもありますね。

サターンリターンでの影響として、
その時自分らしく生きていなければいないほど、ハードに修正イベントが起こるとも言われます。
サターンリターンが占星術の厄年と言われ恐れられるゆえんです。

だがしかし、ピンチはチャンス!

20代まではいろいろ試行錯誤しながらも、どこか他人に与えられた人生を送っている人が多い。その流れを断ち切って、本来の自分の生き方に修正できるチャンス到来とも考えられます。

土星は、土星先生と呼ばれることもあり、
厳しくも思いやりのある働きかけをしてくる教師的な存在なのです。

サターンリターンで目覚める自分らしさ

サターンリターンが起こる29才は太陽が中心意識ですから、
太陽星座に関して自分らしさが目覚めます。

感情と向き合い(月)、才能を使って(水星)、美意識を磨いて(金星)。
そうやって目覚めた自分らしさを貫いていくという太陽の目的意識でまとめられるといいんですよね。

とにかく嫌われがちな「苦手意識」をつかさどる星・土星。
でも私達が自分らしく生きるためには実は欠かせない存在です。

ぜひこの力も活用していきましょう。

29才を振り返ってみましょう

もしあなたが今もう29歳の時期を過ぎていたら、
『あの前後何があったかな』とちょっと考えてみてください。

先に挙げたような大きめのイベントがあった人も、
そんなに大きな変化はなかった人もいるでしょう。

どちらにしても、あとから振り返ってみると考え方が変化していった時期ではないでしょうか。

その時期について振り返ると、
太陽星座が表す自分らしさがもう少しよくわかるかもしれません。

サターンリターンで変化があったからといって、
すぐに内なる5つの星を使えるようになるわけではありません。

でも土星の刺激で人生が動きだすことで、自分の星たちとの付き合い方が変わる影響は確かにあると私も実感しています。

私の場合は、サターンリターン期に妊娠・出産を通して身体に備わった力を使うことの面白さに目覚めました。助産師さんたちの指導を通じて自然療法に出会ってから私の人生は一変した感覚がありました。
太陽牡牛座らしい「五感の感覚を生かす」方向性に方向転換したんだと今ならわかります。

自然治癒力、生命力、私たちに生まれつき備わった力のすごさ!
そういうものへの感動が、私の原動力になりました。

「好きなことを仕事にしたい」と若者らしく夢を見ながらなかなか方向性が定まらなかった私に「こっちだよ」と導いてくれたのは土星の力だったのだなと振り返ってみると納得です。

とはいえ、サターンリターン後すぐに自分らしく生きられるようになったかと言えばそうでもなく。試行錯誤や挫折もあった30代でした。現在も40代の「中年の危機」というもう一つの占星術厄年期を過ごしながら、まだまだ調整を重ねながら生きています。

それでも、自分の内なる星を知ったこと、転機となる占星術的厄年がいつどんなふうにやってくるかを知ったことで、とても過ごしやすくなりました。

29才を振り返ると、
きっと誰にでも何かしら思い出すことがあると思います。

占星術関係なしに、30代の大台に乗る目前に、何かしら考えることがありましたよね。

それが自分らしさを思い出すきっかけになるかもしれませんので、
ぜひ少し時間をとって、自分自身のサターンリターンを思い出してみてください。

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