自分を使う。金星という明星を喜ばせて楽しむ。

自分を使う 金星という明星 HSPセルフケア

自分を満たした後は、自分を使うこと。

まずは、知性を使うこと。

内なる水星=学び・アウトプット・コミュニケーションでした。

水星を使い始めることができたなら、今度は内なる金星の出番です。

金星。自分の中に輝くいちばん星

誰の中にもある内なる金星。

でも金星を使いこなすのは、ちょっと難しい感じがします。

私の占星術チャートでは金星の配置が弱いせいかなとも感じていましたが、どうやらそう感じる人も多いようです。

金星という星を天空で見ると
太陽や月ほどには大きくなく、水星ほどに太陽の近くにもいません。

だから少し、自分ごととして意識しにくいのかも。

 

金星のニックネームと言えば
宵の明星、いちばん星。明けの明星。
夜空にひときわ強く輝き、愛される明るい星ですね。

金星の意識とは、
そんな風に明るく愛されるような
自分であって自分そのものともちょっと違うような状態だと思います。

  • かっこいい
  • 憧れる
  • 真似したい

というなりたい自分なのかもしれません。

憧れて、目指す。好きで、求める。外向きのよそ行きの自分。

金星意識が発達するのは15-25歳頃。
人生の中心意識であるべき太陽に意識が向かう前に

「とにかく楽しく、わくわくとしていたい」

と伸びていく、若い女子的な「価値観」なのかなぁと思います。

だから、恋愛時の女性の振る舞いだと言われたり、
何を持って美しいと考えるのかの美意識ともとらえられます。

後はどんなことにお金を使うか=価値を感じているかという
金銭感覚とともにあるワクワク系の『好き』だったりします。

金星=恋愛、ではない時代

そもそも金星は、女性にとって「恋愛」を象徴する読み方をすることが多い星。

若者の恋愛離れ、なんてことも言われていますね。
じゃあ今の20歳の子たちは金星を使っていないのか?

いえいえ、そうでもないです。

インターネット、SNSを駆使して自分に合った世界観とつながりワクワクキラキラした気分を味わっていたり、それぞれの興味を追いかけるのが上手な若者たち。

もちろん恋愛離れをネガティブにとらえることもできるけれど、
恋愛しなくてもワクワクできる楽しい対象が増えているとも言える。

多様な価値観が発展してきた社会、と考えることもできる。

個人の中の金星意識が
恋愛相手に振り回されることなく発展することができる

ととらえれば、いい時代なのかもしれませんね。

自分の価値観をしっかり持つこと

さて、金星という価値観が自分の中に育つといっても
価値観というのは社会的流れにも大きく影響を受けるものです。

時代の流れ、その年の流行、周りの友人の意識。

そういう周りとの違いを感じるときに
「これが自分の価値観」「私の美意識」って
胸を張って宣言するのは難しいことでもあると思います。

同調圧力が強いと言われる日本の中では特に
中途半端に人と違うことは息苦しさを産むもの。

だからこそ

[jin_icon_heart color=”#e9546b” size=”16px”]意識して金星を使える人は強い

と思うのです。

時代の流れを感じつつ、完全には流されないで、
「自分は自分」という内なる金星の価値観も大事にしていけたら、
人生の満足感は上がるはずですね。

ワクワクすること、かっこいいと思うこと、
誰が何と言おうとこれが好きなの、と言いたいこと。

そういうものを大事にすることで金星が活性化していきます。

お手本は、楽しそうな20歳の女の子。
好きなものを好きだと損得勘定なしに楽しんでいきたいのです。

自分が何を好きだかよくわからなくなったら、こちらの記事でも金星星座のキーワードを確認してみてくださいね。

金星星座でわかる美意識と価値観
自分の中の内なる星、生まれつき備わった5つの資質について説明するシリーズの3回目です。月、水星と進んできて。今回は、内なる金星を輝かせるお話。金星が中心になる時期美意識と価値観を表す金星意識が発達するのは、15-25歳。義務教育を...

金星を使いこなすコツは…

そして、ここでの活用のコツは、金星ばかり使いすぎないこと。

内側の自分が満たされてなくて
「憧れの自分」になりたくて
無理やり金星を使うぞと張り切ってしまっても、

それは何かちょっと空回りして見えてしまいがちです。

わくわくする好きなものにお金を使う金星意識を高めても
自分の中にもどうもうまく行かない感覚が出てきそうです。

そういうときは丁寧に、月の自分を満たすことも
ずっとずっと続けていく大事なメンテナンス。

月で自分の子どもっぽいような安心欲求を満たしつつ
水星でコミュニケーションや学びで人と関わり、
金星で「私はこれが好き。ここに価値を置く」と宣言する。

そうやってとことん自分をバランスよく使って
自分自身を楽しませていきましょう。

楽しみの先に、やりたいことと人への貢献がある

自分自分ってそれでいいの?と思うかもしれません。

自己中で痛々しい人にならないかな?と
まじめでやさしい人ほどためらうかもしれません。

でも大丈夫。
ちゃんと自分を楽しんでいけたら、内なる太陽が輝きを強めていきます。

太陽が輝けば、目的意識が定まりますね。
自分を満たす・使う・喜ばせるだけでは終わらない、人への貢献がもっと中心意識になります。

本来、
月が0-7歳
水星が7-15歳
金星は15-25歳
なんて発達年齢があるものですが。

大丈夫。
今何歳だろうと、今ここからいつでもここから

自分を満たして自分を使って
内なる星の意識を発達させることができます。

人生でやりたいこと=太陽
がまだ立ち上がっていなくて迷いがあったとしても。
もしくはやりたいことをやっていてもちょっと疲れたときにも。

月、水星、金星という自分の星を、いつでもちゃんと喜ばせていきましょう!

太陽をずっと輝かせていくためにも、自分のバランスを整え続けること、
大事ですよ。

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